丼書籍リスト

丼は江戸時代にうな丼から始まりました。その後様々な丼が誕生しました。誕生した当時から庶民の食文化であった丼についてより深く知りたい、調べたいという方々のために『うなぎ_STYLE』編集部では「丼書籍リスト」を作成しました。書籍にはAmazonのリンクを貼っており、書籍の詳しい内容はリンク先を御覧下さい。

【レシピ/総合】

■『心にしみるどんぶり―カツ丼、牛丼、親子丼。そそるどんぶりを一堂に(ORANGE PAGE BOOKS 男の料理マニュアル 1)』(オレンジページ)2007/6/1
好きだから作る、自分のために作る人のため、定番の味、ストレートにうまいメニューを厳選。ていねいな解説で、料理は初めてという人でも安心できる。


■『至福のどんぶりレシピ 10分でいただきます。飲める! 天津飯から火を使わないどんぶりまで、気分で選べる100レシピ』 (立東舎 料理の本棚) 2019/3/15
今井亮著
材料を切ってのせるだけの「ツナ塩こんぶどん」や中食を活用した「チーズタッカルビどん」など、すぐに作れる10分どんぶりレシピ集。


■『とびっきりの、どんぶり』(文化出版局)2002/6/1
小林ケンタロウ 著
「そのへんの鍋で、パパッと」作れる丼集。肉も野菜もたっぷりのボリューム丼から小どんぶり、基本丼まで52点。付合せの小鉢と汁も。


■『丼本―3ステップで作れる簡単で旨い丼レシピ厳選50』 (TWJ books) 2009/4/7
小嶋貴子著
全50種類の丼レシピが3ステップで紹介されていて、簡単においしい丼を作ることができる。材料を変えるだけのアレンジメニューも充実。「素材インデックス」で家にある材料から丼を決められるのもポイント。


■『続 丼本 3ステップで作れる簡単で旨い丼レシピ厳選55』 (TWJ books) 2010/8/24
小嶋貴子著
『丼本』に引き続き、3ステップで作れる全55レシピを紹介。丼のサイドを彩る「小鉢」&「スープ」系レシピも掲載。


■『100円・丼本―100円で作れる簡単で旨い丼レシピ厳選57』(TWJ books)2012/2/25
小嶋貴子著
100円以内で作れる究極丼、その名も「100円丼本」を提案。57の丼レシピを、簡単に作れる3ステップで紹介する。


■『新装版 100円丼』 (TWJ BOOKS) 大型本 2018/3/7
小嶋貴子著
大人気『丼本』シリーズから厳選した100 レシピを収録。1人前100円で味わえる丼の極意を紹介する。


■『おとなの100円丼 毎日を幸せにするガッツリレシピ』 (TWJ books) 2018/12/25
toshiya著 篠田真帆監修
大人気の『丼本』シリーズ。Instagramで「いつもおうちにありそうな食材で作る簡単男飯」を発表しているtoshiya原案の100円丼を、料理研究家の篠田真帆が調理。


■『smart+mini特別編集 10分丼』(宝島社) 2013/6/20
smart+mini編集部編
人気の「10分」レシピシリーズの丼版。親子丼やカツ丼、牛丼にまぐろ漬け丼、ロコモコ丼など「少ない調理器具で」「味付けの失敗なく」「すべて10分以内」で作れるレシピを掲載。


■『ぜんぶ 簡単どんぶり』 (世界文化社) 2017/10/25
きじまりゅうた著
1~2人暮らしの働く男女向けに、簡単ですぐに作れるメニューを紹介する「はらぺこスピードレシピ」シリーズ第一弾。「メイン食材は2つ」「糖質カット」「お惣菜のリメイク」など、読者が作りやすい切り口のどんぶりばかり50品。


■『100円でできる3ステップでおいしい丼』 (ブティック・ムック) 2013/9/3
きじまりゅうた著
3ステップでできて簡単、かつ、副菜も含めた掲載レシピがすべて100円で作れる!王道丼、ヘルシー丼から、缶詰や惣菜を使った時短丼、ナポリタン丼などの「風変わり丼」までバラエティ豊かなレシピ集。


■『家に帰ってすぐできる どんぶりと のっけごはん』(アスキー・メディアワークス) 2008/10/7
橋本加名子著
スピード丼や卵だけでできるもののほか、著者が得意とするアジアの「のっけごはん」、季節感のある「春ごはん、秋ごはん」まで、忙しい毎日に役立つどんぶり62レシピ。さらに、ふりかけ、おにぎり、漬物など、ごはんがおいしくなるアイデアも。


■『らくウマ!どんぶりレシピ』(ワニブックス) 2007/9/22
たかはしみき著
おいしいもの大好きなイラストレーターたかはしみきが、どんぶりレシピ120を試食&レポート。超簡単な一膳ごはんものから、定番&おしゃれどんぶり、一風変わったものなどなど、食材別に書き下ろしオールイラストで紹介。

【レシピ/変わり丼】

■『アジアン丼本 3ステップで作れる簡単でアジア屋台丼レシピ厳選60』 (TWJ books) 2015/5/27
高谷亜由著
タイ、ベトナム、インド、ブータン……簡単・速攻に作れる屋台風アジア丼レシピ。野菜、肉、魚でガッツリと、汁をかけてサラサラと。ごはんにのせるだけ、かけるだけのお手軽レシピが満載。


■『新 丼本 3ステップで作れる簡単で旨い極みの丼レシピ厳選50』 (TWJ books)2013/2/26
小嶋貴子著
王道の丼レシピではなく、「食感」「調理」「味つけ」を変えて新しくなった究極丼を紹介。食材は3つ以内、10分で作れる「こんなのあり?」というアイデアが満載。


■『アボカ丼』 単行本(大泉書店) 2020/10/2
緑川鮎香著
いつものどんぶりにアボカドを加えた「アボカ丼」は、彩りや栄養、食べ応えがアップし、飽きずに楽しめる。全60種のレシピのほか、アボカドの選び方のポイントや保存方法、さまざまなカットの種類も紹介。


■『ツレヅレハナコの小どんぶり』 (宝島社) 2017/7/10
ツレヅレハナコ著
明太子ディルバター、生ハムゆずこしょう、トマトしょうが焼き、溶けるチーズとキムチ、温泉卵とレモン、ねぎ塩あんのとろとろ天津飯……料理ブログで人気の食コーディネーター、ツレヅレハナコの「茶碗以上、どんぶり未満」な小どんぶり本。


■『のっけごはん100』 (別冊すてきな奥さん) 2011/7/2
瀬尾幸子著
のっけておいしい超カンタンごはんもの100レシピ。卵のっけごはんバリエーションから、火を使わない缶詰・納豆のっけ、野菜たっぷりのっけ、スタミナ満点の肉のっけごはんまで幅広くらくらくレシピを紹介。


■『がんばらない! お助けのっけごはん』(主婦の友社) 2020/7/22
主婦の友社編
なるべく火を使わずごはんにのっけるだけなので、料理初心者にもうってつけ。缶詰、スーパーやコンビニで買えるフライや焼き鳥、 サラダチキン利用のレシピなど、 少ない材料かつ5~10分で完成するアイデア満載の84レシピ。


■『楽々のっけご飯レシピ―肉も魚介も野菜も、のっけて簡単!おいしい!!ヘルシー!!!』(笠倉出版社) 2013/12/2
汲玉著
定番丼から海外のごはんものまで、肉、野菜、魚介、缶詰や残り野菜も駆使したオールジャンルな「のっけご飯」レシピ本。

【レシピ/ヘルシー】

■『慈恵医大病院が考えた、やせ麦丼』(主婦と生活社) 2020/9/11
濱裕宣著 赤石定典著
脂肪の吸収、血糖値の上昇を防ぎ、整腸作用もある究極のダイエット丼。白米7:大麦3の麦ごはんを基本に、野菜100g以上、たんぱく質20g以上を摂取できる丼レシピ33を紹介。


■『野菜たっぷり丼レシピ—一品完結! キレイになれる!』 (河出書房新社) 2011/1/19
柳澤英子著
野菜たっぷりの丼レシピを、「蒸し焼き」「炒めて」「ソテーして」「さっと煮て」「あんかけで」「電子レンジで、」「かけスープで」「火を使わない」の8つの調理法別に紹介。すべて10分以内で作れる手軽さとヘルシーさが魅力。


■『izumimirunのvege dining きょうもおいしい野菜丼100』 (宝島社) 2010/2/6
庄司いずみ著
野菜レシピの人気ブロガーによる野菜だけの“ベジ丼”レシピ。冷蔵庫の残り野菜で作れる野菜ひとつで直球丼から、野菜だけなのに食べ応え十分のお腹いっぱいボリューム丼まで、野菜だけでも食べ飽きないバラエティ豊かな丼100種類を紹介。


■『病気にならない55円どんぶり』(大和書房) 2012/4/23
幕内秀夫著
缶詰、レトルト、冷凍食品も立派な健康食。乗せるだけ、混ぜるだけ、炒めるだけの時間とお金をかけない粗食が健康を作る40丼。


■『どんぶり+もう一品』(マガジンハウス)2015/5/22
足立洋子著
どんぶりに見栄えと栄養バランスが整うもう1品を添えたレシピ集。50個のどんぶり+60個の副菜、全110レシピを掲載。

【レシピ/お弁当】

■『すぐでき おべんと丼』(学研プラス) 2016/1/26
丼べん製作委員会著
冷めてもおいしい、水っぽくならない、10分でできる、「お弁当」に特化した丼レシピ集。全品味替えバリエーションつきで毎日飽きずに食べられる。


■『朝15分でできる 丼弁当』 (家の光協会) 2012/3/28
きじまりゅうた著
おかずを1品作ってご飯にのせるだけの『丼弁当』のレシピ集。朝15分でできる基本の弁当から、作りおきおかずをアレンジする弁当まで、どれも手間がかからず作れる。野菜メインの副菜も豊富でバランスもよい。


<レシピ/名店発>
■『いつものアレで絶品丼』(主婦の友社) 2018/8/29
笠原将弘著
東京・恵比寿『賛否両論』の主人が作る丼レシピ集。定番丼から驚きの組み合わせまで、いつもの食材、いつもおかずでかんたんに作れるのがうれしい。


■『カフェ丼 とにかく「ウマイ」! 売れる100丼の発想と組み立て』 (旭屋出版) 2020/9/26
adito アヂト著
東京・駒沢にあるカフェ『adito(アヂト)』が名店の評判を築いた「丼」のバリエーションを紹介。あえて細かな分量は省き、身近な材料で手軽に作れる100丼。


■『和食の教科書 ぎをん丼手習帖』(世界文化社) 2015/6/4
『浜作』森川裕之著
『ぎをん浜作』の御贔屓筋たちが〆ごはんとしてリクエストした丼のレシピをあますところなく紹介。伝統をふまえつつ、モダンで季節感溢れる丼集。


■『丼マニア』 (エイムック4520) 2019/12/19
エイ出版社 編
定番の丼メニューで名を馳せる名店のレシピ、ロジカルに検証した丼に合う汁ものレシピ一度は食べたい絶品丼の紹介など、美味しい丼を探している人にも旨い丼を作りたい人にも応える丼本の決定版。


■『技あり!dancyu どんぶり』 (プレジデントムック) 2019/10/29
「てんぷら近藤」の天丼、「人形町今半」の牛丼など名店の味から、「家どんぶり」の基本、バターがそそる「禁断どんぶり」など、daycyuならではのレシピを集めたどんぶり本。

お店紹介

■『丼大好き』(竹書房) 2012/7/31
今柊二 著
日本各地のステキな丼を食べ歩いてきた、お馴染み定食評論家・今柊二氏が死ぬ前に一度は食べたい丼の数々を紹介するレストランガイド。


■『ぐるぐるマップEast43 わざわざ食べにでかけたい どんぶり厳選100』(静岡新聞社) 2019/9/13
静岡新聞社 編
静岡県東部エリアでおすすめの「どんぶり」を特集。魚系、肉系、揚げ系、盛り系など、インパクトのあるビジュアルとおいしさを兼ね備えた“この店のこの丼”を一挙紹介する。

【歴史・文化・社会】

■天丼 かつ丼 牛丼 うな丼 親子丼 (ちくま学芸文庫) 2019/9/10
飯野亮一著
日本初の丼物、うな丼は江戸時代に誕生したが、天丼や親子丼の登場は明治になってから。その背景には何があったのか?膨大な史料から、丼物誕生の歴史をひもとく。


■『吉野家で経済入門』(日本経済新聞出版) 2016/2/25
安部修仁、伊藤元重著
「牛丼1杯の原価って、いくら?」「鰻重は、なぜ『二枚盛』が一番売れた?」「丼ものと定食のご飯のちがいって?」「秘伝のたれ、白ワイン調味料の秘密とは?」楽しみながら読むだけで、経済と会社経営の仕組みがわかる「おいしい1冊」。


■『丼家の経営: 24時間営業の組織エスノグラフィー』(法律文化社)2015/3/25
田中研之輔著
働く現場のリアルを追体験し、各店舗の問題を社会的変化と結びつけて考える。社会学の手法を用いて丼チェーン店のマネジメントを描き出すドキュメンタリー。

【和食全般のプロ向け調理技術書】

■『日本料理大全 プロローグ巻 日本語版』(シュハリ・イニシアティブ) 2015/12/1
NPO法人日本料理アカデミー 著・監修
日本料理の概要と成り立ちを①自然・風土、②歴史と発達、③和の美、④真髄、⑤節句と料理の各章で紹介。冒頭と巻末で、日本料理の総論と特徴をテキストで解説。『プロローグ巻』は日本料理の入門書として一般の読者も手にとりやすいビジュアルと内容で構成。


■『日本料理大全 向板Ⅰ切る技法、魚のおろし方 日本語版』(シュハリ・イニシアティブ) 2017/7/21
NPO法人日本料理アカデミー 著・監修
魚をおろし、刺身にする工程を中心に、日本料理の「切る」技法を詳細な写真とともに解説


■『日本料理大全 向板Ⅱ切る技法 魚貝類、鳥類、野菜 日本語版』(シュハリ・イニシアティブ) 2018/2/10
NPO法人日本料理アカデミー 著・監修
『向板I』の続巻、小さい魚、長い魚、魚介類、鳥類、野菜の切り方を解説。鱧のようにとてもメジャーな魚でありながら「骨切」という特殊な技術を駆使する魚など、日本料理には必須の技法を盛り込んでいます。


■『日本料理大全 だしとうま味、調味料 日本語版』(シュハリ・イニシアティブ) 2018/5/12
NPO法人日本料理アカデミー 著・監修
『だしとうま味、調味料』では、今まで詳しい解説がされてこなかった日本の「発酵食品」「発酵調味料」に関してわかりやすく解説しています。日本の国菌である麹菌が活躍して作られる日本の調味料の、料理での使い方も詳しく紹介します。

【小説・エッセイ】

■『満腹どんぶりアンソロジー お~い、丼』(ちくま文庫) 2017/2/8
ちくま文庫編集部 編
作家・著名人が丼”への熱い想いをぶつけた珠玉の丼エッセイ50篇。誰にもゆずれないこだわりの食べ方から、懐かしい青春の味、絶品ご当地丼まで、あらゆる角度から丼を味わうアンソロジー。


■『どんぶりん』(アリス館) 2019/1/25
新井洋行 著
丼もの子供たちにも大人気。曜日がわりでいろいろな丼になる「どんぶりん」とリズミカルな文で、具材との出会いや料理の変化を楽しみ、食べ物に興味が広がる絵本。3歳以上対象。

【コミック】

■『丼なモンダイ! 』 (ニチブンコミックス) 2010/4/21
花形怜著 吉開 寛二イラスト
農水省の落ちこぼれ官僚が、国民にもっと米を食べてもらうために「丼ぶり一丁」という名の食堂を運営し、美味しい丼を作ってブームを巻き起こす物語。


■『どんぶり委員長』 (アクションコミックス) 2015/7/10
市川ヒロシ著
どんぶり食べた経験がなかった真面目な委員長が、クラスの男子が作った親子丼をきっかけに丼に目覚める。毎回さまざまな創作丼が登場する学園グルメ漫画。


■『ド丼パ!』(一迅社)2016/9/24
杏耶著
Twitterフォロワー10万人超え 食いしん坊イラストレーター杏耶コミックエッセイ。1巻では、にんにくの香りが食欲をそそる牡蠣のガーリックバター丼、口の中でとろっと溶ける角煮丼など、五感で味わう全27種の丼をフルカラーで紹介。


■『大江戸どんぶり繁盛記』(ぶんか社コミックス) 2016/1/16
剣名舞 石井さだよし著
江戸の一膳飯屋「縁庵」を舞台に巻き起こる事件を、料理人・旬吉が解決!江戸ならではの食材で作られる絶品どんぶりの数かずが登場する人情グルメストーリー。日本食文化研究料理家・もりおかまりこ氏によるメニュー&江戸文化解説コラムも収録。


■『特撰思い出食堂 丼』(少年画報社) 2017/5/22
思い出食堂コミックス編
ウニ丼、親子丼、かきあげ丼に海鮮丼、ソースカツ丼、ロコモコ丼……丼とそれにまつわるストーリーだけを集めたグルメ漫画。


■『クッキングパパ 大人気メニューシリーズ 丼編』(KCデラックス モーニング) 2015/9/23
うえやまとち著
人気グルメ漫画『クッキングパパ』から丼ばかりを集めた大人気メニューシリーズ。母ちゃんの親子丼、ポテチ丼にパン丼などなど、全12丼を収録。


■『丼どん飯』(ビッグコミックス) 2017/2/28
夏緑著 ちくやまきよしイラスト
豪華客船のシェフになるはずが、なぜか東京湾に浮かぶ埋立作業船の司厨員になった主人公が、 ハードに働く男たちのために丼を作るガテン系グルメコミック。


■『マンガ・うんちく吉野家』(KADOKAWA/メディアファクトリー) 2015/5/22
室井まさね著 株式会社吉野家監修
吉野家の看板のオレンジカラーの由来とは?あの世界的有名人も実は牛丼ファンだった!などなど、「牛丼」と「吉野家」に関する、あらゆる薀蓄が満載の知的エンターテイメント・コミック。

関連記事

  1. 『外食チェーンのうな丼チェック2021』 うなぎのプロが選んだ今年のお勧め「うな丼」は?

  2. 「うなぎ」の長~い話 第2回 養殖? 天然? 戸田 育男

  3. 「鰻丼の歴史」〜丼の向こうに文化が見える〜
    飯野 亮一(監修)